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英国の会社が開発したセルロース繊維です。やわらかく、サラッとした肌ざわり。上品な光沢が魅力です。
テンセルの製法
テンセルの材料は木材パルプ。テンセルはレーヨンと違い、セルロース(繊維質)を分解せずに、精製してつくられる『精製セルロース繊維』です。自然や人体に無害な溶剤に木質パルプを溶かしてフィルターでろ過した後、パルプの不純物を取り除きます。これを無数の細かい穴から押し出し、紡糸します。
生地や製品の段階でバイオ加工やウォッシュアウト加工を行ない、 いろいろな表情や風合いを生み出しています。
特徴
ソフトな風合い、美しい光沢感があります。
繊維が柔らかく、ドレープ性があります。
木の繊維素から生まれている為、最後は土に還っていきます。
テンセルをつくる過程でも環境に悪影響な薬品は一切使用していません。
パルプを溶かす溶剤もすべて回収して再利用するリサイクルシステムです。
湿潤時でも、強度が低下しません。
吸湿性、速乾性にすぐれています。
水洗い(手洗い)によって 若干縮むことがあります。
濡れると少し硬くなり摩擦により白化しやすい。とくに、湿潤状態での摩擦は避けて下さい。
テンセルの上手な洗い方
裏返してきれいにたたみ、大きめの容器に30℃以下の水をたっぷり入れ、洗剤を溶かしたら、やさしく押し洗いします
すすぎも洗いと同様、決してゴシゴシともんだり、こすったりせず、2回以上繰り返します。
柔軟仕上げをすると、テンセル特有のやわらかさがたもてます。
脱水は、たたんだままの状態で タオルの間に挟み、軽く押さえます。
乾燥は、日陰で、パンツやスカートなら吊り干し、ニットや型崩れしやすいものは平干しにします。 乾燥機を使うと、高温と機械のもみ作用で繊維がダメージを受け、大きく縮んでしまうことがあります。
仕上げは、サイズを確認し、洗う前と変化していた場合は、スチームアイロンで少しずつ引っ張りながら修正します。当て布をし、中温(140~160℃)でアイロンをかけます。
アクリルは、石油を原料とする合成繊維で、ウールに似た性質の短繊維(ステープル)と、 シルクに似た長繊維(フィラメント)とがあります。
同じアクリルでも、短繊維と長繊維とでは性質が異なります。
短繊維
熱を加えて引き伸ばし、バルキー(かさ高)性を持たせた繊維。
染色性にすぐれ、色鮮やかに染まる。さらに、色落ちの心配もほとんどありません。
薬品に強く、カビや虫害を受けにくいため、保管が容易です。
バルキー性があるため、保温性が良く、ふっくらと温かい。
毛やポリエステルより軽く、弾力性があるため、シワになりにくい。
ピリング(毛玉)、静電気が起きやすい。
長繊維
シルキータイプのしなやかな繊維。
染色性にすぐれ、色鮮やかに染まる。さらに、色落ちの心配もほとんどない。
薬品に強く、カビや虫害を受けにくいため、保管が容易です。
美しい光沢とドレープ性が魅力です。
繊維が細いため、引っかけやすい。
熱の影響を受け、変形することがあります。
ポリウレタンは、1940年頃ドイツで開発された、5~10倍の伸縮性を持つゴムのような繊維です。 一般的に「スパンデックス」と呼ばれており、水着やスポーツウエア、靴下、下着などに 幅広く用いられています。 天然ゴムよりも細くすることができ、薬品に強く脆化しにくい繊維です。コーティング用の樹脂として使用されることもあります。
特性
ゴムのような伸縮性があります。
天然ゴムと異なり、染色性があります。
温度や湿度の急激な変化にあっても、素材性能は安定しています。
塩素や光、カビなどにより脆化することがあります。
ウレタンコーティングについて
特殊加工のひとつで、基布にウレタン樹脂を塗布して被膜をつくり、独特の風合いやツヤ、性能的には 保温性や撥水性を持たせたものです。
特性
時間が経過するにしたがい、強度や粘着力が弱まり、 徐々に脆化し剥離する。
生成りや淡色系は、日光の影響により 黄色く変色することがある。
ポリノジックとキュプラは、高度な技術から生まれた、レーヨンと同じ仲間の再生繊維で、高度な技術から生まれた、レーヨンと同じ仲間の再生繊維です。
ポリノジック Polynosic
ポリノジックは、日本で研究・改良された「改質レーヨン」繊維。一般に、繊維断面が円形のレーヨンになっており、水で縮むレーヨンの欠点を改良。最近では、三角形のものも開発商品化(東洋紡「アルジェラ」)されています。
特性
レーヨン同様、美しい光沢感があります。
染色性にすぐれ、色鮮やかに染まります。
繊維が柔らかく、ドレープ性があります。
吸湿性が高く、サラっとした肌ざわりです。
シワになりやすい性質です。
水滴や雨によって、水ジミになることがあります。
着用やクリーニングの繰り返しによって、コシがなくなったり、光沢が減少します。
水ジミとは
ポリノジックとキュプラは吸水性が良いため、水を含んだ部分が膨らみ、光の反射の差によって、輪ジミのように見えます。ポリノジックとキュプラが、紙と同じ木材のセルロース成分(パルプ)を主原料としているために起こる性質です。
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