|

産地
ロシア、中国、パキスタン、インド、エジプト、オーストラリア、アメリカ、ペルーなど
特徴
綿は”もめん””コットン”などいろいろな呼称があるように、古くから親しまれている最もポピュラーな繊維です。その起原はかなり古く、紀元前5千年頃に栄えたメキシコ文明跡からも 綿花の化石が発掘されています。
綿は適度の強さ、耐久性があり実用衣料に最適です。
撚が強くてからみ合いがよく、弾力性、ソフト感、さらっとした風合いを持ち、中空構造の為、保温性にも優れ、吸湿性、耐久性も備えています。
また、加工もしやすく様々な質感に仕上げられます。
このように、大変優れた綿ですが、しわになりやすいこと、縮みやすいことなどの欠点があることも忘れてはなりません。
高級なレース、サマーニットから紳士服全般まで幅広く使われています。
綿の分類
| 繊維長 |
超長・長繊維 |
中繊維 |
短繊維 |
| 種類 |
バルバデンセ(学名) |
アップランド綿 |
デシ綿 |
| 産地名称 |
・エジプト綿(ギザ45,ギザ70)
・スーダン綿(VS,バカラット)
・ペルー綿(ピマ)
・インド綿(DC32,スピン)
・アメリカ産スーピマ綿
・中国綿(西域綿)
・英領西インド諸島
シーアイランド綿
(新疆長繊維綿、海島綿)
・旧ソ連綿(ソ連長繊維綿) |
・アメリカ綿(スーピマ綿を除く)
・旧ソ連綿(ソ連長繊維綿を除く)
・オーストラリア綿
・中国綿(新疆長繊維綿、西域綿を除く)
・その他(ニカラグア、西アフリカ、エルサルバドル、シリア、トルコ、ブラジル、パキスタンなど世界各国で産出) |
・インド綿(ベンゴール・デシ、オムラなど)
・パキスタン綿(デシ) |
| 用途 |
稀少品のため、高級衣料品素材。
シルクのような風合い。 |
世界の綿の90パーセントを占め、ほとんどの衣料素材として使用。 |
ネル、キャンバス、ふとん、わた、脱脂綿など。 |
特性
繊維の先端が、丸みを帯びており、柔らかく、肌触りがいい。
水分を吸収、発散するので、さらっとした肌触りが得られる。
しっかり染まり、発色性に富む。
着用や洗濯など摩擦によって毛羽立つため、白化しやすい。
中空繊維のため、水分を多量に含むと、その分体積が増え膨張する。
乾燥すると繊維が以前より縮んでしまう。
|